共働き世帯は意外とお金が貯まらない?
共働きで収入はしっかりとあるはずなのになかなかお金が貯まらないと考えている人も多くいます。
このような人は忙しくしているためになかなかお金に向き合う時間が取れずお金の管理ができていないことがお金の貯まらない理由です。
そこで、お金の使い方を見直すことが必要です。
共働き世帯ではきちんとお金の管理ができるようになればしっかりと貯金をしていくこともできます。
家計簿をつけるとお金は貯まるのか
お金の管理を始めようとなると、多くの人が考えるのが家計簿です。
家計簿をつけることは毎月の出費の確認ができますし、節約意識も芽生えます。
しかし、忙しい人が家計簿をつけるというのは相当な負担です。
そのため家計簿を付けようとしても忙しくてなかなか家計簿をつけることができなくなることが多く、その間にレシートを紛失したり、家計簿がつけられないとネガティブな気持ちになったりして続かないことがよくあります。
最近ではアプリも出てきており、昔よりは家計簿もつけやすくはなっていますがそれでもきちんとつけるのは大変です。
忙しくて家計簿を付けるのが難しいと感じたら、無理に家計簿を付けようとせずお金を貯めることに集中したほうが効果に期待できます。
先取り貯金をする
貯金をするにあたり、なかなか貯金ができない人の多くは毎月のやりくりで余ったお金を貯金しようとしがちです。
しかし、そうするとなかなかお金が残らず貯金するお金が用意できないことも多くあります。
そこで先取り貯金をするのです。
先取り貯金の方法も簡単ですぐに始められます。
会社に給与天引きでできる財形貯蓄のような貯蓄制度があればそれを使うだけで毎月先取り貯金が可能です。
手取りの1割から2割、無理のない範囲で行い軌道に乗ってきたら毎月の貯金額を増やしていきます。
会社に制度がない場合には自動積立定期預金を利用するのも一つの方法です。
毎月自分で決めた月に自動的に自分の決めた金額を定期預金に振り替えてくれます。
これも給与が振り込まれてすぐに行われるようにしておけば財形貯蓄と同じような形で利用可能です。
こういった貯金をするにあたり、お給料が入ってすぐに貯金することで手元のお金でやりくりできるか不安になる人も多くいます。
しかし、ほとんどの場合毎月の生活の中で浪費があり、先に貯金をすることでうまく浪費をおさえることができるのでやりくりできることがほとんどです。
最初からハードルを上げると大変なので、先取り貯金の金額は少なめにしておくと続けやすくなります。
貯金方法や節約方法は世の中にたくさんありますが、人によってできることは様々です。
あまり貯金のことを考えたり計画的に行動することが難しかったりする場合、そしてそういった時間がなかなか取れない場合には、毎日の生活の中でできるだけ貯金のことを考えずに済むようにする方が貯金はうまくいきます。
月の頭に自動的に引き落とされて貯金するようにすれば勝手に貯金ができるので毎日の生活での負担も大幅に軽減でき楽に貯金ができるようになります。
貯金をしつつ節約も頑張る
ここまで貯金の方法についてお伝えしてきましたが、それと同じくらい大切なのが節約です。
貯金をした分使えるお金も限られてきますし、そのお金をうまくやりくりして楽しく生活したいですよね。
娯楽費などは付き合いによって変動することが多いですので、まずは固定費から節約できるように意識しましょう。
例えば、携帯電話などの通信費がそのひとつです。
今話題の格安SIMに変更するだけで、月額数千円の節約が可能になりますよ。
他にも、加入している保険があれば都度、見直してみましょう。
年齢によって変わってくるもの、掛け金によって変わってくるものなどがありますので、少しでも節約できる部分がないかどうか確認しておくことが大切です。
節約も無理をすると続かなくなってしまうので、何にお金を使いたいから何を節約しようというメリハリをつけて取り組むことが大切です。