小学校入学前は大切な時
幼稚園や保育園で年長にいる子たちは卒園すると小学生になります。
新生活はとても楽しみな反面不安なこともたくさんあるものです。
友だちのこと、生活のこと、勉強のこと、大きく環境が変わる小学校生活は親子ともに不安になることがたくさんあります。
小学校入学前の時期に親子で準備できることはたくさんあるものです。
そういった準備をきちんと行っておくとトラブルを未然に防ぐことができますし入学までの心構えも整います。
早起きの習慣をつける
小学校入学と同時に今までよりも早起きをすることになる子供は多いです。
学校まで自分で登校することになりますし、特に幼稚園に通っていた子たちは始業時間が早くなるため起きる時間も自然と早くなります。
そこで必要なのが早起きです。
朝はきちんと早起きしなければ朝ごはんを食べることもできないですし、身支度をする時間も作れなくなってしまいます。
そのため小学校に入学する前から少しずつ早起きの習慣をつけることが必要です。
早起きをするためには早めに寝ることが必要になるので昼間にしっかりと運動をして自然と早い時間に眠くなるよう時間の調整をすることがポイントです。
また、子供の寝る時間が早くなるよう家族も協力し、夕食やお風呂が早めに済むように調整できると早寝早起きの習慣は付きやすくなります。
給食の不安
幼稚園の場合にはお弁当であることも多く、苦手な食べ物を食べなくてよい環境で過ごすことが多いです。
しかし、小学校からは多くの学校が給食になるため苦手な食べ物が多い子供は給食に苦戦することになります。
それ以外にも食べるのが遅い子は給食時間に食べ終わるかという不安、小食な子は残さず食べられるかという不安、お箸が苦手な子など不安になる要素はたくさんです。
まず、食べるのが遅いからといって早く食べられるようにする訓練をしたり、小食だからたくさん食べられるようにしたりという訓練は行う必要はありません。
食べるのが遅くてもきちんと残さず食べられれば良いですし、小食の子は配膳の際に少なめにする配慮がされます。
好き嫌いがある子はやはり好き嫌いがないほうが給食が楽しめてよいものです。
しかし皆と一緒の食事では自然と食べられるようになることもありますし、食わず嫌いをしていることもあるので、まずは食べてみようという姿勢を身につけることが大切になってきます。
また、家庭でも苦手なものに挑戦する時間は作っておくほうが良いです。
まずは嫌いなものを食べ切れなくても少しでも挑戦したことを褒めるようにすると子供も挑戦する気持ちを持てるようになります。
無理強いして食べ終わるまで食事が終わらない、といったことをすると逆効果になります。